2018年度 | 2019年度 | 2020年度 |
実績 | ZEH普及目標 | ZEH普及目標 |
0% | 20% | 50% |
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
政府インターネットテレビにおいて「快適な省エネ」として、実際にZEHにお住まいの方の声とともに紹介されています。
政府インターネットテレビ(徳光・木佐の知りたいニッポン!~オシャレ 快適 省エネの新しい“かたち”)<ZEHに関する紹介は12分22秒から>
ZEHとは、「快適な室内環境」と、
「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅
経済産業省では、「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、普及に向けた取り組みを行っています。
上記の目標の達成に向け、平成28年度より、ZEH支援事業(補助金制度)において自社が受注する住宅のうちZEHが占める割合を2020年までに50%以上とする目標を宣言・公表したハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等を「ZEHビルダー」として公募、登録し、屋号・目標値等の公表を行っています。平成30年1月現在、全国のハウスメーカー、工務店を中心に6,303社がZEHビルダー登録を行っています。登録されたZEHビルダーは全都道府県にわたり、以下のURLより都道府県別に検索が可能です。
ZEH普及の事業目標を掲げている「ZEHビルダー」一覧
ZEHを取り巻く現状
我が国の家庭部門における最終エネルギー消費量は石油危機以降約2倍に増加し、全体の15%程を占めています。また、東日本大震災後の電力需給の逼迫やエネルギー価格の不安定化などを受け、家庭部門における省エネルギーの重要性が再認識されています。
加えて、2015年7月に策定された長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)では、省エネルギーについて、石油危機後並の効率改善(35%程度)を見通しとして示しており、その実現のためには、住宅そのものの省エネが不可欠となっています。
ZEHの普及により、家庭部門におけるエネルギー需給構造を抜本的に改善することが期待されます。
- 経済産業省:「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」の一部として実施予定(PDF形式)
- 国土交通省:「地域型住宅グリーン化事業」の一部として実施予定
- 環境省:「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等による住宅における低炭素化促進事業」の一部として実施予定
また、平成30年3月1日より、全国6都市でZEH等3省連携事業合同説明会が開催されました。当日の経済産業省分の資料はこちら(PDF形式:2,872KB)をクリックしてください。
出展:http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/zeh/